ウチの水槽では「テトラ オートワンタッチフィルター AT-20」という、外掛けフィルターを使っています。
この外掛けフィルターの水流が弱くなってきました。
中のろ材が目詰まりし始めると、水流が弱くなってきます。
というわけで、外掛けフィルター掃除をします。

フィルターの掃除は水質を保つために大事なこと。
定期的に掃除しよう!
外掛けフィルターとは
外掛けフィルターは、水槽のフチに引っ掛けて使うろ過フィルターです。
水中の吸い込み口(ストレーナー)からモーターで水をくみ上げて、外掛けフィルター内のろ材を通し、水槽に水を吐き出します。
コンセントに電源を差し込むだけで、自動的に水をくみ上げ始めるため、呼び水が必要なく、手軽に使えるフィルターです。
水槽サイズに合わせて、外掛けフィルターのサイズも異なるため、買うときは自分の水槽サイズを調べてから購入しましょう。
掃除を始めよう
下準備
外掛けフィルターは、本来ならパッケージのようにフタがついているのですが、観葉植物を挿し木にしているため、フタは取って使っています。
まずは、挿し木にしている観葉植物、パキラとポトスを避難。

こういった使い方をする場合は、水漏れなどの恐れを理解した上で、自己責任でやってくださいね。
外掛けフィルターを洗おう
まずは、説明書に従って外掛けフィルターを分解します。
ストレーナーが吸い込んでしまい、中でそのまま成長しているウィローモスも、そろそろ取り出してあげないといけません。
説明書に従って分解した外掛けフィルターです
画像右下に救出したウィローモスがいますね。
この子は水槽にリリースしました。
水槽のどこかで成長してくれることでしょう。
それにしてもフィルターはかなり黒くなっていますね。
しかし、黒い分にはOKです。
思い出:かつてフィルターが緑色に染まったことがありました
水槽に入れているもう一つのフィルター、GEXの投げ込み式フィルターが緑色になったことがありました。
最初は「フィルターにコケが生えたのか」と楽観視して、普通に洗って使っていました。
しかし、ある日の掃除でその正体が判明します。
『カビくさっっ!!』
そう緑色の正体は、アクアリストの間で悪名高い藍藻だったのです。
何故、藍藻が悪名高いか。
それは、その強烈なカビ臭さにあります。
藍藻が発生したらリセットするしかないというアクアリストの方もいるほどです。
幸いフィルター以外には被害がなかったので、即フィルターを新品に交換して事なきを得ました。
皆さんもフィルターを掃除するときに余裕があれば、においを嗅いでみましょう。
フィルターは、ろ過バクテリアが正常に機能していれば臭くありません。
悪臭を放っている場合は、水槽内のバランスが崩れている恐れがあります。

試しにフィルターのにおいを嗅いでみてはいかがでしょう。
水質の悪化は、早めに対処をすれば被害も抑えられると思います。
洗ってみました
すすぎに使うのは、水槽の水かカルキ抜きをした水。
水道水をそのまま使うのはNGです。
中に残っている塩素が、せっかく育ったろ過バクテリアを殺してしまいます。
必ず、カルキ抜きをした水か、くみ置きした水を使いましょう。

水道水はカルキ抜きをした水か、くみ置きして自然に塩素が抜けた水を使いましょう。
今回は、水槽の水を使いました。

写真を見比べると、前と変わってないように見えるけど……
棒状のストレーナーの中に指が入らず、茶コケが落としきれなかったせいで、変わってないように見えるだけです。
ちゃんとすすぎましたよ、汚れがこんなに取れています。
この水は外に置いてある鉢植えの植物たちが、おいしく(?)いただいてくれます。
仕上げは水槽にセット!
外掛けフィルターを水槽のフチにセットします。
電源はまだ入れません。
すすぎに使ってしまって、減った分の水を水槽に足しましょう。
もちろんカルキを抜いた水です。
あと、温度も合せています。
以前、温度を合わせる手順を省いてしまったため、ポップアイという病気にさせたことがありました。
その出来事以来、温度も合せるようにしています。
〈画像左側:水足し前、右側:水足し後〉
避難させていたパキラとポトスを戻して、外掛けフィルターの電源をコンセントにIN!
水流が復活しました。
終わりに
フィルターは水質を保つための大事な設備。
定期的にメンテナンスをして、良い水を保ちたいものです。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
お疲れさまでした!
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