水槽のお掃除役としても人気者のミナミヌマエビ。
足を一生懸命動かして泳ぐ姿がかわいらしいです。
そんなミナミヌマエビですが、事件は水槽に入れた翌日に起こりました。
朝水槽をのぞいてみると、水槽の底、あちらこちらに散らばる白いミナミヌマエビの姿が――。
まさか全滅!?と大慌てしたものです。
実はこれ全部、脱皮したあとの殻でした。
調べてみると脱皮殻で大慌て事件は、皆さんがほぼ通る道のよう。
さきたがミナミヌマエビを飼い始めて最初にびっくりしたことが、この抜け殻事件でした。
エビは脱皮する生き物
・水質が変化したとき
・水質が悪化したとき
・何らかのストレスを受けたとき
エビが脱皮する理由はだいたい上記の理由のようです。
成長期真っ盛りの稚エビは、1~2日おきに脱皮をするそうです。
すさまじいですね、水槽が脱皮殻だらけになりそうです。
成長のため以外にも、何らかのストレスを受けた場合にも脱皮をします。
さきたのケースだと、水槽に入れたしたことによる水質変化、
もしくは新しい環境によるストレスで脱皮をしたのだと思われます。
その後も、不定期に抜け殻を見かけます。
元気に泳ぎ回って、抱卵したエビもいるので、ストレスではなく成長での脱皮だと思いたいところ……。
スッポーン!と音が聞こえてきそうなくらいキレイに脱げています。
この投稿主さんよく撮れたなぁ。

ミナミヌマエビは色が変わる
水中を泳いでいるときや、水槽の底で何かをツマツマしているときは、クリアブルー。
物陰に隠れているときの体色は、底砂にしている大磯砂に合わせて黒。
ミナミヌマエビの体色は状況に応じて変化します。
はじめのうちは黒くなって動かない個体を見つけると、死んじゃった!?とビビり散らしてしていました。
ちなみに本当に死んでしまった個体は、ボイルエビのごとく身が赤くなり、殻が剥がれていきます。
知っているということは、残念ながら体験済みです、トホホ。
抜け殻の処理はどうするのか
抜け殻はミナミヌマエビがカルシウム補給のために、自分で食べるそうです。
自給自足するとは恐れ入りました。
さきたの場合は、しばらく放っておいてもそのまま残っていることが多いので、
プロホースで水替えをしたときに撤去しています。
そして、水替え翌日に点々とする抜け殻――。
水替えによる水質変化での脱皮でしょうか、いたちごっこってやつですね。
まとめ
よって、水槽に入れ始めのころはたいてい脱皮する。
・水替え後も脱皮しやすい。
・大人のミナミヌマエビが頻繁に脱皮するようなら、水質悪化を疑った方がいい。
気が付けば水槽に転がっている脱皮殻は、水質の変化を見ることができるサインです。
せっかくのサインですから見落とさないようにしたいですね。

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